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日々の仕事のこと、住まいの事について。

「棟梁」を読んで

連休の間に、小川三夫氏の「棟梁」という本を読みました。
小川氏は昨年、越後にいきる家をつくる会の10周年事業で、
講演会を、こまくさ保育園で開いて頂いた方です。
(その様子は、こちらで。)


棟梁.jpg


この本は、小川氏が宮大工になるまでの修業時代のことや、
昔のままの徒弟制度で、弟子達を育ててきたことで、
宮大工としての心構えや、技の伝承についての想いが
書かれています。

例え宮大工について興味がなくても、小川氏の想いを汲み取って、
社会人としての心構えを、感じてもらえると思います。
特に、指導する立場にある人には、色々と気づかせてくれる
言葉がたくさん載っています。

ものづくりを続けてきた人の、誇りと自信のある「言葉」には、
重みがあり、納得するものがあります。

私自身、限られた予算や日程の中で、
工務店をやって行くのが、精一杯の毎日です。
その中で、この本で小川氏の想いを感じたことで
今一度、自分を振り返ることが出来た、良い機会になりました。


若い職人さんの中には、器用で仕事が早い子がいます。
そういう子は、頭の回転も速いので、要領がいいし、
お客様と話をしても、会話が上手です。
それは、大きな長所です。

けど、とかく仕事を甘く見てしまう傾向があります。
見えない所だからこれ位でいいだろうとか、
自分だけの判断で仕事を進めたりします。
早く仕事を終わらせて、定時ぴったりに帰ろうとします。
その考えは、ものづくりの仕事では、マイナスになると考えます。

そこで、本文に書かれていたことから、一部引用させて頂きますが、
これは、大工に限らず、仕事や勉強にも言えると思います。

「学ぶ為に一番大事なのは、素直なこと。
 素直にものに触れる。素直に耳を傾けることが出来れば、やれないことはない。」
「技や感覚を身につけるには、早道も近道も裏道もありません。」
「毎日が勉強で、これで良いということはありません。」


「一生懸命に勝るものなし。」
                        
       








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