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耐震等級について(2)

前の続きです。
木造についての長期優良住宅の耐震の基準は、
1、限界耐力計算による場合
  ・各階の安全限界変形の高さに対する割合1/40以下。
  ・各階の安全限界変形の75%以下とした状態を安全限界と
   読み換えて検証。
  ・等級2,3、かつ各階の安全限界変形の高さに対する割合1/30以下。
 のいずれか。
2、耐震等級2の基準に適合すること(限界耐力計算による場合を除く)。
  (震度5の地震の1.25倍の力に対して耐えられる強さ)
3、免震建築物であること
という、1・2・3のいずれかによるものです。

2階建ての木造住宅の場合は、性能表示の時と同じく
 ・壁量の確認
 ・壁の配置の確認
 ・床組みの確認
 ・接合部の確認
 ・基礎の構造の確認
 ・横架材の構造の確認 を行います。

普通に在来工法で建てても、耐力壁をバランスよく配置して、
金物で十分緊結すれば、耐震性の審査はクリアできると思います。
ただ、伝統構法で長期優良住宅を建てようとした場合、
詳しい他の大工さんに聞いたのですが、
この方法ではなく、もっと詳しい計算が必要とのことです。
(これについては、今後もっと勉強します。)

なるべく金物を使わないようにと考えているのに、
長期優良住宅にクリア出来ないとなると、悩んでしまいます。

ではなぜ金物を敬遠するのかというと、
長い時間の上で、木がやせてきて、金物が緩んでくるからです。
そうなると、本来の金物の力を発揮できなくなると考えます。

長期優良住宅では、建てた後のメンテナンスの計画も必要になってきます。
緩んだ金物があった場合、メンテナンスで締め直さないとです。
金物自体、内装が出来上がれば、壁や小屋裏に隠れてしまいます。
どうやって直すか考えてしまいます。

2階廊下

今考えているのが、上の写真の様に、
火打ボルトなど締め付ける方を室内側にして、そのまま表しにして、
作業しやすい様にしておくか、
スプリングナットを使い、多少木がやせても自然と締まって行く様にするか、
床下・小屋裏を点検できる様に点検口を多く設置するか、
(これは審査の中の劣化対策にも確認が必要となっています。)
工夫が必要です。

考えることが多い毎日です。


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やっています。

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